自分の体に過信せずに、毎年健康診断はしっかりとしましょう!
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お休みを頂いて天理よろず相談所病院に入院して来ました。
前からお腹の左下がたまに「ポコッ」と出て来ては痛くなる事があったんです。
その部分を押したり寝たり時間が経つと痛みも治ってなんとも無いのでほっといていたのですが…
去年から自分でサロンをするにあたり体調は万全にしておかなければいけないと思い病院に行って来ました。
今回行った病院は奈良でも有名な天理よろず相談所病院「憩いの家」。
そこで診察を受けると結果は「鼠径ヘルニア」と診断されました。
いわゆる脱腸ってやつです。
鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
鼠径ヘルニアは子供の病気と思われる人もいると思いますが、実は立ち仕事や力仕事をする男性に多くみられ、その症状は鼠径部辺りの筋膜の間から腹膜や腸の一部がポコっと出てくるんです。
最初は痛くないのですが、だんだんひどくなって来ると痛みやカントン(戻らなくなるの意味)になって腸が壊死する場合もあるらしいのです。
ちなみによく聞く「ヘルニア」とは飛び出すという意味合いだそうです。
鼠径ヘルニアの治す方法は手術しかありません。
善は急げという事なので早速入院して来ました。
天理よろず相談所病院「憩いの家」の入院病棟は10階建て。
1階にはコンビニやレストラン、他の階には美容室まであり至れり尽くせりな病棟です!
一番驚いたのは手術室がなんと10室もあるそうなんです!
DoctorXでも3室位しか無かったような…
自分が入院した階の看護師さんは夜勤合わせて30人もいるらしく、外来病棟(最初の写真の5階建)とはまた別なので驚きの大きさです。
それもそのはず奈良で有名な病院といえば医科大、天理よろず、市立とも言われています。
そして入院して鼠径ヘルニアの手術をしました。
手術自体は2時間ほどで終わりました。
もっと簡単なものかと思いましたが、手術室に入ってから出るまでで2時間半位かかったかな?
背中からの脊髄麻酔はものの数分で効いて来て下半身の感覚はなくなり、手術中もなんか触られている?位の感覚です。
脊髄麻酔はめっちゃ痛いよ!と皆様から脅されていたので(笑)構えていたのですが、実際には思ったよりも痛くなかったです。
この麻酔は下半身だけにしか効かないので、術中も意識がハッキリとしていて看護師さんとも話せるし上半身も動かせるんです。
ですが点滴を腕にさしていて動いてはいけない状態なので、そのうち「暇やな〜」となってくるんです。
2時間ほど腕も動かせないじっとした状態がこれ程までにしんどいとは思いませんでした。
あと一番心配していた漫画などでよく見る美人看護師さんに陰毛を剃られるという恥ずかしい行為をされるのでは?(剃毛)と内心ビビっていましたが、実際は手術室で若い男の先生がバリカンを使いあっという間に一部を剃って終了!
心配するような事は全くなく、剃られるのも全部じゃなかったのも救われました(笑)
とにかく下半身の感覚が全くないので手術中の痛みなどは心配しなくて大丈夫です。
手術が終わっってからも2時間はベット安静で麻酔が完全にきれるまでに4時間はかかったと思います。
ちなみに気になる鼠径ヘルニアの飲食に関しては、朝食は手術日の8時までなら食べてもOKで、水は手術2時間前まで飲んでもいいそうです。(病院ごとに違うと思います)
手術後2時間経てば水は飲んでも大丈夫で、食べ物は4時間後からとなっていました。
今回病院食は術後の時間とあわなかったのでパンとヤクルトの遅食?を出してもらいそれを食べてその日は終了。
ご飯の量は日頃から調節していたので楽勝で乗り切れました。
同じ部屋に入院していた盲腸の人は絶食やったので鼠径ヘルニアはまだまっしかと思います。
簡単な手術でも体切ったらやっぱり痛いです。
簡単な手術と聞いていたので次の日からは全然動けると思っていましたが、術後実際には麻酔が切れても痛みでなかなか思うように動けず簡単な手術でも直ぐには回復しないんだと考えを改めさせられました。
これから鼠径ヘルニアの手術を受ける人は、家での安静も含めて一週間は休んだ方がいいかもしれませんね。
なので世間の旦那様は帝王切開で出産した奥様を2、3週間は必ずいたわってあげてくださいね!
天理よろず相談所病院の先生も看護師さんもいい人ばかりで本当に良かったです。
看護師さんは特にアフターケアという意味では非常に大事な存在だと改めて思いました。
健康診断はしっかりとしましょう!
自らの健康状態は自らでしっかりと把握しておきましょう!
特に働き盛りの美容師は面倒くさがらずに家族のためにもしっかりとしてくださいね!
孝さんのゆる〜い入院体験談でした。
体調が万全になるまでの当分の間、皆様にご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。
PERCHA 孝