【正直レビュー】cadoの加湿器はおしゃれさ最強。でも部屋の広さには要注意です

こんにちは!奈良西大寺でのんびり美容師やっている孝です。

寒くなってくるとサロンがどんどん乾燥してきますよね。乾燥は肌にも髪にも、そしてお客様の健康にも大敵。冬の必須アイテムといえば、やっぱり加湿器です。

僕も何年か前に「これは!」と一目惚れして買った加湿器がありました。それが cado(カドー)STEM シリーズ。とにかく見た目がおしゃれで、置いてあるだけで空間の格が上がるような、そんな一台です。

ただ、正直に言うと。今はもう壊れてしまって使っていません。 そして使っていた当時も「あれ?サロンだと加湿が追いつかないぞ?」という場面がありました。

「おしゃれな加湿器が欲しいけど、実際どうなの?」と気になっている方に向けて、いいところも、ちょっと残念だったところも、両方まとめてお話しします。結論から言うと、選ぶ部屋の広ささえ間違えなければ、これほど満足度の高い加湿器はないというのが僕の本音です。

cadoの加湿器って、そもそも何がすごいの?

cado STEM 620がサロン入り口に置かれている様子

cadoは「空気をデザインする」をコンセプトにした日本の家電ブランドです。空気清浄機で有名になったメーカーですが、加湿器もとにかくデザインが洗練されています。

僕が買った当時のモデルは STEM 620 でしたが、これはすでに生産終了。今は世代が進んで、現行モデルは STEM 700i になっています(620 → 630i → 700i と進化してきました)。なので、これから買うなら現行の700iを見ればOKです。

一番の特徴は、円柱形のタワー型デザイン。高さ85cmくらいのすらっとした本体から、細か〜いミストがふわ〜っと立ちのぼります。海外製に見えるくらいスタイリッシュなんですが、これがなんと日本製なんですよね。そこも密かな推しポイントです。

マイクロミストで、まわりが濡れにくい

cadoの加湿方式は「超音波式」。ヒーターで沸かさず、超音波の振動で水を細かいミストにして飛ばすタイプです。

このミストが約2μm(マイクロメートル)ととても細かいのが特徴で、公式によると床や壁、家具が濡れにくいとのこと。安い超音波式加湿器だと周りがびちゃびちゃになりがちですが、そこはさすがcadoという印象でした。

水道水を除菌してくれる

超音波式の弱点として、よく「タンクの水の雑菌をそのまま撒いてしまう」と言われます。cadoはそこに 抗菌プレート を搭載していて、水道水のカビや細菌を99.9%以上抑制してくれる仕組み。さらに専用カートリッジが、水道水由来の白い粉(ホワイトダスト)も抑えてくれます。

カートリッジ(CT-C700)は交換式で、交換の目安はだいたい6ヶ月。使う水の硬度によってはもう少し早まることもあります。

上から給水できて、掃除もラク

これは僕が使っていた頃から気に入っていた点ですが、cadoは タンク上部から立ったまま給水できる タイプ。いちいちタンクを外して運ばなくていいので、給水がとにかく楽です。しかも給水タンクは水の残量が一目で分かる形になっていて、地味に便利。

掃除も難しくありません。ミストの出る筒を外して、給水タンクを外し、上の円盤を取れば中まで洗えます。(ひとつだけ注意なのが、空気孔に水を入れないようにすること。ここだけ気をつければOKです)

お手入れの頻度について。cado公式は、週1回以上を目安にお手入れすることを推奨しています。お手入れをせずに使い続けると、水アカが取れにくくなったり、カビや雑菌が繁殖する原因になるためです。汚れがひどいときは中性洗剤を溶かした水で洗い、洗剤が残らないよう水道水でしっかりすすぐこと(中性以外の洗剤は本体を傷めるので使わないでください)。ちなみに定期的なお手入れを怠って故障した場合、メーカー保証の対象外になることもあるので、そこは要注意です。

とはいえ僕の体感では、日々のちょっとしたケアはもっと気軽でOK。使い終わりに 下に溜まった水を捨てて、さっと水ですすいでおく くらいで十分きれいに保てます。そのうえで週1回、しっかりめに洗う。このリズムなら、そこまで負担にはなりません。

現行モデル STEM 700i の進化ポイント

僕が使っていた頃から、いくつか便利になっている点があるので触れておきます。

一番大きいのが スマホ連携(IoT対応)。専用アプリ「cado sync」と連携すれば、外出先からでもオン・オフや湿度調整ができます。「帰る前に加湿しておく」なんて使い方ができるのは、今どきで便利。

あとは LED照明の演出。タンク下部が湿度に応じて光ったり、「1/f ゆらぎ」でゆっくり点滅したりして、間接照明のような雰囲気に。寝室に置くと、これがなかなか良い雰囲気なんです。

【ここ重要】適用畳数は必ずチェックしてください

さて、ここが僕が声を大にして伝えたいところです。

STEM 700iの適用床面積は、プレハブ洋室で19畳(約32㎡)、木造和室で12畳(約20㎡)まで。加湿量は急速モードで最大700mL/hと、家庭用としては十分パワフルです。

……なんですが。
僕、これを 20坪(約40畳)のサロンで使おうとしたんです。そうしたら、まったく加湿が追いつきませんでした。フル稼働させても、広い空間だと湿度がなかなか上がってこない。当たり前といえば当たり前で、洋室19畳対応の加湿器を、その倍以上の広さで使えば力不足になります。

これは cadoが悪いのではなく、完全に僕の選び方のミスでした。

なので声を大にして言います。加湿器は「見た目」より先に「部屋の広さ」で選んでからデザインを選んでください。

cado STEM 700iがハマるのは、寝室・個室・ワンルーム・洗面所など、そこまで広くない空間です。おしゃれな一台を、ちょうどいい広さの部屋で使う。これが正解です。逆に、リビング全体や店舗のような広い空間には、素直にもっと大容量のパワーがある加湿器を選ぶべきでした。

(広いお部屋・店舗の乾燥対策には、別記事で紹介している大容量タイプが向いています。記事末にリンクを貼っておきますね)

口コミから見えた、リアルなメリット・デメリット

僕の実体験だけだと偏るので、他の使っている方の口コミもいろいろ調べてみました。傾向がはっきり出ていたので、まとめます。

良い口コミ(メリット)

  • とにかくデザインがおしゃれ。「置くだけで部屋が洗練される」という声が本当に多い
  • 上部給水がラクで便利。注ぎ口が高い位置にあって、立ったまま給水できる
  • 静か。急速モードでも一定時間で自動的に静かなモードに切り替わるので、寝室でも気にならない
  • LEDの光の演出が良い。間接照明として、雰囲気づくりに一役買ってくれる

気になる口コミ(デメリット)

正直なところ、こちらもしっかりありました。

  • 価格が高め。現行700iは実売でおおよそ5万円台〜。加湿器としては高価な部類です
  • お手入れをサボると汚れが出やすい。超音波式全般に言えることですが、掃除を怠ると下の貯水部にピンク色のぬめりが付きます(これは実際に僕も経験あり)。公式も週1回以上のお手入れを推奨しているので、そこさえ守れば問題なしです
  • そして 「壊れやすい」という指摘。これは……僕自身も本体が壊れて今は使えていないので、残念ながら実感として頷いてしまうところです。ただ、これは本体の造りが悪いというより、マイクロミストを作り出す超音波の振動部分がとても繊細だから、というのが正直なところ。お手入れが雑だったり、使い方に無理があると傷めやすいパーツなんです。逆に言えば、丁寧に扱えば長く使えるということでもあります(僕はそこが甘かった…と反省しています)

ただ、これらのデメリットのうち「カビ・水垢」は、こまめに水を替えて清潔に使えば防げる部分が大きいです。毎日使うものなので、お手入れが苦にならない人にはそこまで問題にならないと思います。

結局、cadoの加湿器はどんな人におすすめ?

ここまで正直に書いてきましたが、僕自身は「買って後悔した」とはまったく思っていません。むしろ、選ぶ部屋さえ間違えなければ最高の一台だと思っています。

こんな人にぴったりです。

  • インテリアにこだわりたい人。デザイン重視なら、これ以上の加湿器はなかなかありません
  • 寝室・個室など、そこまで広くない部屋で使う人(洋室19畳・和室12畳が目安)
  • 上から給水できる手軽さ、スマホ操作の便利さが欲しい人
  • 週1回のお手入れができて、モノを丁寧に扱える人(振動部が繊細なので、雑な扱いは苦手な子です)

逆に、広いリビングや店舗で使いたい人、とにかく安く済ませたい人には不向きです。そこは見栄を張らず、用途に合った加湿器を選びましょう(僕の失敗を、どうかあなたは繰り返さないでください…!)。

湿度が10%上がると体感温度は1℃上がるとも言われます。しっかり加湿できれば暖房の効きもよくなって、結果的に電気代の節約にもつながります。乾燥する季節、自分の部屋にちょうどいい一台を見つけてくださいね。

ちなみに、加湿器の効果をきちんと実感するには、今の部屋の湿度を「見える化」するのが近道です。適正な湿度の目安や、なぜ湿度管理が大事なのかは、別記事にまとめているので、あわせて読んでみてください(記事末に貼っておきます)。

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PERCHA 孝

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