ハーレーダビッドソン京都で人気のスポーツスターを試乗してみた。

ハーレーダビッドソン京都で人気のスポーツスターを試乗してみた。

目次

人気のスポーツスター3台乗り比べしての感想

京都でハーレーダビッドソンの正規店、ハーレーダビッドソン京都に行ってきました。ここに来た目的は、今スポーツスターで人気ある3台を試乗するためです。

街中でもストレスなく乗れて、小回りがきくスポーツスターが通勤にはもってこいなんです。883と1200がラインナップにあるのですが、その乗り比べとバイクの取り回しをレビューしていこうと思います。

コースは直線コース折り返しの約10分ちょっとを走りました。

これはあくまでも個人の感想なので、気になった人はハーレーダビッドソン京都まで試乗しに行って下さいね!
あと当然の訪問にもかかわらず、快く試乗させていただいたスタッフの皆様ありがとうございました。

ではレビューの前に…

5年ほどブランクはありましたが、ハーレーはソフテイルとFLHRを10年以上乗っていました。なので中型からハーレーに乗り換える人はこのレビューと少し印象が変わると思います。

自分もヤマハドラッグスター400からの乗り換えだったので、最初にハーレーを試乗した時の衝撃は今でも覚えています!試乗し終わってショップに戻ってきた時に『購入します!』となったので(笑)。それぐらい中型からの乗り換えはインパクトがありました!

今回はあくまでもハーレー乗っていた孝さんが、スポーツスターに乗ってみたらどんな感じだったのかをお送りします。

ハーレーダビッドソンXL883Nアイアン

言わずと知れた883シリーズでは人気のハーレー。ブラックアウトされたルックスに、ローダンされた車体、シングルシートに9本スポーク。まさにアメリカアウトロー御用達のマシーンのようないでたちです。1200ccもあるのですがあえて小さい方にしました。

エンジンは883ccのエボリューションエンジン。ツインカムエンジンの一世代前のエンジンです。ラバーマウントにもそそられます。

ソフテイル買った時は、ハーレー独自の振動を打ち消すバランサーという装置が付いていたんです。バランサーは走り出すと振動が軽減されるので楽なのですが、ハーレーの楽しさを半減させていました。次に乗り換えたFLHRはラバーマウントだったので、バランサーと違いハーレーのエンジンの鼓動を十分に楽しめました。なのでハーレーを楽しみたい人はラバーマウントがおすすめです!疲れますけど(笑)


まずはアイアンに跨った感想。
ローダウンされているので足つきは抜群!やけど背の高い人は少し窮屈かな?シフトはミッドシップコントロールで、座って自然に足を下ろした所あたりにステップバーがありに、ハンドルも姿勢が楽な位置にあります。前傾姿勢になりすぎず、自然な姿勢で乗れるのがGOOD。

走ってみて思うのは、シフトチェンジの間隔が思ったより早かったので、高速走行ではすぐに頭打ちになるかもしれません。でもその分STOP&GOの街乗りでは、低速時のノッキングが起こりにくいと思います。
女性にも扱いやすいパワーで、アクセル開けた時にグイッとくる加速はそこまでありません。取り回しも軽く何ら問題はありません。だだローダウン仕様なので倒しすぎるとステップするかも。

おすすめはやっぱり街乗りかな?あと身長が低い女性でも扱いやすいかも。
不向きなのは、身長高い人と高速道路かな?ハーレー独特のパワーがそこまで無く物足りなさを感じるかも。

ハーレーダビッドソンXL1200CXロードスター

883Rを思い起こさせるスタイル。フロントフォークは従来のHDよりも立ち上げられ、ネイキッドに近い感じです。スポーティーな印象のあるロードスター。

エンジンはエボリューション1200ccのラバーマウント。シフトはミッドシップコントロール、低めのハンドルはカフェレーサーを思い起こさせるスタイル。
ローダウン化が進んでいるハーレーの中でもリアサスペンションは高め。コーナリングで多少バイクを倒してもステップやマフラーをする事はありません。


乗った感想はリアがすこし高いので、背の高い人じゃないと足つきが悪いかも。アイアンと同じミッドシップコントロールなので、ステップバーに足をのせた時に自然な位置で収まります。

ハンドルなんですが、ハーレーダビッドソン京都に置いてあったロードスターは、ハンドルバーを交換してあったので前傾姿勢になりすぎず楽なポジションでした。純正だったら少し前傾姿勢になるので長時間は苦しいかも。

走ってみて思ったのは、アクセルを開くとググッとトルクで力強く加速してくれる。これぞハーレーって感じ!
ロードスターはアイアンと違って高速巡行向き。ギア1速の間隔が長いので、直ぐにシフトアップする必要がありません。
その反面、低速ではノッキングが発生しやすいと言われています。なのですが、長年乗っている人ならエンジンのフィーリングで「もうそろそろシフトダウンしないとあかんな」というのがわかると思うので何ら問題ありません。10年選手となればそんなものです。

取り回しはアイアンより少し悪いかも。あと最大の欠点がシフトペグ!ミッドシップコントロールとハーレーのプライマリーの相性が悪いのか分かりませんが、シフトチェンジしにくいんです!

上の写真でいうと、ステップの根元よりもシフトペグ(シフトチェンジする所)がさらに内側なので、自然な位置ではシフトチェンジができず足先を内側に意識的に入れないとシフトチェンジできません。これが最大の欠点かも。社外品で探せば長いペグがあると思うのですが…

でも乗った感じはハーレーらしい荒々しさやパワーがあるので、結構好きなタイプです。ポジション的にもネイキッドからの乗り換えはスムーズかと。
身長が高い人向きなのと、速さ重視でスポーティーに乗りたい人に向いています。

ハーレーダビッドソンXL1200Xフォーティーエイト

ピーナッツタンクと前後マッチョタイヤのレトロカウタムで一躍人気を博したフォーティーエイト。スポーツスターの中では一番人気のバイクで、中古市場にも結構な数が出回っているので選びやすいです。

エンジンは1200ccのエボリューションエンジンのラバーマウント。シフトはフォワードフットコントロールで、足を前に投げ出すスタイル。ハンドルはやや前傾姿勢なので、くの字になるような感じです。

前後16インチのホイールにファットなタイヤが存在感を一段とかもし出します。フロントフォークも49㎜と太め。リアはアイアンと同じくローダウンされています。

そしてこちらもフォーティーエイトの顔である7.9ℓのピーナッツタンク。古き良きカスタムハーレーを、買った瞬間から余す事なく楽しめます。


乗った感じは、アイアンと似ています。足つきもよく取り回しがしやすい大きさ。違う所といえばシフトペダルがフロントの方に付いている事。孝さんはハーレー乗っていたのでフォワードフットコントロールには慣れていますが、ネイキッドやレーサーレプリカからの乗り替える人は、慣れるまで時間がかかると思います。

ハンドル位置もやや前方にあるので、ステップに足を乗せると姿勢がどうしてもくの字になり、身長の低い女性は少し無理な体勢になり疲れやすいかも。こういう時は、バイクの見た目スタイルにこだわらず、ハンドルバー交換をした方がいいと思います。

これも走っていて感じたんですが、バックミラーがハンドル下に付いているのでちょっと見にくいし、目線を進行方向からかなり下にずらさないといけないので、車線変更時に少し危険かも。

フィーリングを一言でいうと、いい子ちゃん(笑)
ハーレーらしさの鼓動も楽しめて扱いやすい。シフトチェンジの感じもロードスターとアイアンの中間ぐらい。街中も高速も何でもそつなくこなすタイプです。

おすすめな点は、最初からカスタムしているのであまりいじらなくてもよく、リアはローダウンしているので安定感があり女性にも扱いやすい事。
残念な点は、ピーナッツタンクの容量が少ないので、よく走る人は給油を頻繁にしないといけません。
ミラーがハンドルバーの下のポジションなので見にくく、目線の移動に少し時間がかかるので、そこがマイナスかな?

スポーツスター試乗まとめ

883アイアンはローダウンで足つきがよく、小回りが効いて街乗りに向いています。低速に向いているので街乗りのノッキングも起こりにくい反面、高速走行がちょっと苦しいかな?

1200ロードスターは暴れ馬?のような乗り心地で、エンジンの鼓動はハーレーらしさを味わえます。アクセルを開けると引っ張られるような加速が心地良く、風を切りながら走るのが気持ちいい。シフトペグが短くシフトチェンジがしにくいのと、前傾姿勢のポジションが長距離には向いていないかも。

1200フォーティーエイトは乗りやすいバイク。街乗り、高速もこなし、ローダウンで足つきもよく、カスタムされているので乗り出しからカッコイイ!
欠点といえば、ピーナッツタンクの容量が少ない事と、フォワードフットコントロールとハンドルが前傾姿勢なので、慣れない人は運転に少し苦労するかも。バックミラーにも注意かな?

とスポーツスター3種類を乗り比べた感想です。あくまでも個人的な感想なので参考までに。

ハーレーダビッドソン京都では試乗の予約もしているみたいなので、ハーレー買いたいと思っている人はぜひ試乗してみて下さい。

バイクにはジーンズが似合います!

PERCHA 孝

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