インフルエンザ・ウイルス対策には、しっかりとした温湿度管理が必要です!
目次
『ウイルス対策に部屋の温湿度を知ることはとても大切です』
この時期になるとインフルエンザウイルスや風邪が流行って大変なことになります。
そこで大切なのは手洗いうがい、そして体を冷やさない事。
もう一つ大事なことは部屋の温度と湿度。
ウイルスは特に寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いものです。
温度で言えば20℃以上、湿度は50〜60%あれば空気中の感染力が下がると言われています。
なので室内の温度、湿度管理は非常に大切なんです!
そこでPERCHAでの湿度を測るべく温湿度計を購入しました!
しっかりと計測してくれるA&Dくらし環境温湿度計
この温湿度計があれば、温度・相対湿度または絶対湿度・熱中症指数または露点・時刻を一覧表示してくれます。
湿度とは、空気中に水蒸気を含む度合。
簡単に言えば、空気中にどれだけの水分があるか?という事です。
温度が高くなれば空気中に含まれる水蒸気の最大量が増え、温度が下がると最大量が減ります。
ウイルスが嫌う湿度にするには温度がある程度必要ということになってきます。
だからといってただ部屋の温度を上げて加湿すれば良いと言う訳ではありません。
新鮮な空気の入れ替えも必要なんです。
常に換気をしながらある一定の温度で加湿する。
この事が大事なんです。
ここで湿度や他の用語についてのお勉強。
絶対湿度とは?
・空気の体積1立方メートルあたりに含まれる水蒸気の質量を表す指数です。
・単位は「g/㎥」
・季節性インフルエンザの流行に関して、絶対湿度が11g/㎥以下では「注意」、7g/㎥以下になると「警戒」となり、どちらも空気が乾燥した状態で適度な加湿を勧めています。
相対湿度とは?
・1立方メートルの中に含むことが可能な最大水蒸気量に対して、実際に含まれている水蒸気量が何%であるかの割合を示すもので、その値は周囲温度により変わります。
熱中症指数とは?
・熱中症を含む暑熱環境における人が受ける熱ストレスを評価する指数です。
・28℃以上では「厳重警戒」、31℃以上になると「危険」になります。
露点とは?
・水蒸気圧が一定の状態で温度を下げた時に、相対湿度が100%になり、空気中の水蒸気の凝結が始まる温度のことを言います。
絶対湿度と相対湿度知ることはウイルスの感染力を下げるのに必要な項目なんです。
普通は下の表から温度と相対湿度の交わる所の絶対湿度を見て空気が乾燥しているのかどうかを判断します。
このANDのくらし環境温湿度計はそれらを一度に見れる事ができ、空気が乾燥していれば段階的に注意を促してくれます。
表を見なくても分かるのです非常に便利なんです!
『要は絶対湿度が大切なんです』
相対湿度はその温度での水蒸気量がその最大値に対して何%あるかを示しているので、温度が低ければ相対湿度が高くても最大水蒸気量が少ないので空気は乾燥しているんです。
絶対湿度の値が11.7g/㎥以下だと、室温を適度な温度まで上げて加湿をしなければいけません。
そうすることによってウイルスの感染力が弱まる環境が出来上がるのです。
少しお高いですが非常に便利な温湿度計です。
A&D 暮らしの温湿度計のリンクはこちらから
『コンパクトで分かりやすいドリッテク小さいデジタル温湿度計』
そんなややこしいのは分からない!という人にオススメなのがこちらです。
こちらは温度と湿度だけの表示になるのですが、それ以外に人の表情で熱中症・インフルエンザの危険度の目安が分かります。
なので子供にでもに判断できる様な仕様になっています。
ドリッテクの小さいデジタル温湿度計はそこまで絶対湿度や相対湿度を細かく高精度に計測してくれるわけではありませんが、手頃なお値段で小さく持ち運びやすいので家のあちこちに置けます。
どこに置いてもあまりじゃまにならず、数を置けるので非常にありがたいです!
ドリテック小さいデジタル温湿度計のリンクはこちらから
温湿度計はどれを買えばいいの?
個人的にはしっかり測れる温湿度計と小さくて分かりやすい温湿度計の組み合わせがベストかと思います。
家中に置いた方がどれだけ乾燥しているかがわかるので対策しやすいと思います。
洗濯物を部屋に干したぐらいでは湿度は上がりません
今回温湿度計をPERCHAに導入して分かったことは、寒くて室温が低く空気が乾燥している日だと加湿器で加湿してもなかなか湿度が上がらないという事。
そして洗濯物を部屋に干したぐらいでは湿度はほとんど上がらないという事実。
湿度が上がったとしても一時的で、直ぐに元に戻ります。
この二つの事実は非常にショッキングでした。
昔サロンで濡れタオルをワゴンにかけたりしていたのですが、それが全く意味をなしていないとは思いもしませんでした。
今のサロンではcadoの加湿器も頑張ってくれているのですが、広い部屋で温度が低いと加湿器一個では全く間に合わないという事実。
いかに温度と湿度の管理が難しいという事を、今回の温湿度計を買って初めて分かりました。
引き続きサロンの温度と湿度を管理して快適な空間で皆様をお迎え出来るように努力していきます。
皆様もインフルエンザや風邪にはご注意ください。
『コロナウイルスには有効なの?』
インフルエンザウイルスにも有効ならコロナウイルスには?
アメリカの研究機関の調査によると温度22.22℃で湿度50%にすればウイルスの活動が収まると発表されています。
22℃の湿度50%であれば絶対湿度9.7〜10.3g/㎥になります。
これはかなり部屋を加湿しなければ出ない数字です。
冬であれば雨の日に加湿器でしっかり加湿しないとダメなレベル。
こういう時に絶対湿度をしっかりと測れる物があれば後どれぐらい加湿すれば良いのか分かるので便利ですよね!
なので加湿器と温湿度計は必ずセットで活用してください!
感染リスクを減らすためにも、こまめに湿度と換気のチェックを!
冬は湿度を知って、加湿器でしっかりと加湿をしましょう!
PERCHA 孝